今は気ままに賃貸物件にファミリーと暮らしているという人も、子供が独立したり、実家の親の介護が必要になれば定年後に実家に戻って田舎暮らしを始めなければと考えている人もいるのではないでしょうか。
また長年都心で慌ただしい生活を送ってきたという人の中には、定年後に田舎生活でゆっくりした時間を過ごしたいと希望する人も少なくありません。そこで今回のテーマは「子供の独立」と「定年で田舎の実家へ」です。一緒に詳しく見ていきましょう。
子供が独立した後、どうしますか?
子供が独立すると、夫婦二人の生活が始まります。中には、子育てがひと段落したと同時に実家の両親の介護がスタートするケースも少なくありません。
実際に多くの方々が、子育て期に購入したマンションや一軒家に夫婦二人で住むのは広すぎると感じており、子供の独立後に住替えを考えるご夫婦も少なくありません。
ですから、子供が独立した後にどうするのか考え始めるのではなく、早い段階から夫婦で定年後の人生についてきちんと考えておくことをオススメします。
子供の独立、定年後に田舎生活スタート
子供の独立後に、実家に戻り両親の介護をしながら、田舎生活を送るご夫婦も少なくありません。田舎生活と聞くと、広々とした自宅で穏やかでゆっくりとした日々を送っているというイメージがありますが、住める実際にはさまざまな問題があるようです。
例えば、田舎ならではの近所付き合いにウンザリしてしまったり、田舎生活を始めるにあたってリホームやマイカー購入など費用がかかる場合もあります。
介護生活が続くと、体力的にも精神的にも参ってしまうという人も少なくありません。
定年後に住居環境が変わるのは、とても大きなこと
子供の独立、定年後に住居環境が変わるのは、とても大きなことです。慣れない環境の中でストレスが溜まってしまう可能性もあるからです。
ですから、ご夫婦できちんと話し合って、決断されることをオススメします。くれぐれもどちらかの独断で進めることは、止めましょう。
いかがでしたか?今回は、子供の独立後に実家で田舎生活を送る場合について、詳しくお話しました。
子育てと介護・・・何だか避けられない現実にウンザリする方もいるでしょう。
ご夫婦でじっくり考えてプランを練っていくことが、円満に事を進めていくポイントになります。